2026.09.28 00:00
コラム
ジャパンラグビー リーグワンライジングが9月26日に開幕、トヨタヴェルブリッツは静岡ブルーレヴズと磐田市のヤマハ大久保グラウンドで対戦、24-38で敗れた。
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キックオフ直後から降り出した雨は次第に強さを増し、前半終了間際には照明も点灯されるほどの土砂降りに。ヴェルブリッツは前半スクラムで圧を受け、ゴール前ラインアウトモールから続けてトライを奪われ、ハーフタイムで0-24とリードを許す。後半、セットに勢いを盛り返しトライを返したが、逆転には至らなかった。
ゲームキャプテンを務めたSO北村将大は「接点でのボールセキュリティに課題が出た。前半をしっかり振り返って今後に活かしたい」と振り返った。
今季、埼玉WKから加入したFB野口竜司は後半開始から出場。ヴェルブリッツデビューを飾った。初お目見えとはいえ、リーグワンキャップは、この日のメンバーではFBマット・マッガーンの85に次ぐ73。持ち前のハイボールの強さやロングキックは、悪天候をものともしなかった。東海大を卒業して10シーズン在籍したチームからの移籍。現在はヴェルブリッツが試合中に使う用語や、各選手の動きなどを把握している最中だ。
「咄嗟に出る言葉が、まだ出てこない。自分の中で当たり前になってくると、よりコミュニケーションがとりやすい」
それでも後半28分、SH梁正秋が飛び込んだトライは、野口からフォローしていたWTB大籔洸太に咄嗟にパスを繋いだ後、生まれたもの。
「たまたまコミュニケーションがとれて、ヤブ(大籔)がしっかりサポートしてくれて繋げました。まだ完全に誰がどう動くかは当たり前になってないですが、サポートの意識は強いのでやりやすい」
さらにプレシーズンマッチを経て、連携を強固にしていく。
ライジングではキャプテンが対戦相手のPOTMを選出するが、この日選ばれたのはLOで出場した小池隆成。開始直後、味方と接触して唇を流血するアクシデントもあったが、止血して復帰した。
これまでFLでの起用が多かったが、今季のファーストチョイスはLOになりそうだ。
「昨シーズンの終わりにフォジー(イアン・フォスターHC)と話して、“カテゴリーの関係で、LOにチャンスが大きくあるし、そこをカバーしてくれたらチームとしての幅も広がる”と。その後、JAPAN XVに呼ばれてLOでプレーして、出来るという実感があったので“やります”と」
身長では外国人選手に分がある。小池ならではの強さは「泥臭さ、運動量」だ。
「今日もラック回りでの相手の嫌がるプレーを意識しました」
それで相手からPOTMに選ばれたということは、通用した証。目指すべき方向に自信を深められた受賞だった。 (森本優子)

後半、FBで初出場した野口竜司。

「キックでチームを前に出してくれる存在」と北村将大ゲームキャプテン。

相手キャプテンが選ぶPOTMに選ばれたLO小池隆成