2026.07.01 00:00
コラム

ニュージーランド留学レポート
百地龍之介・村田陣悟[インバーカーギルブルーズ]
川﨑太雅[パイレーツオールドボーイズ]
6月初旬からNZ南島のインバーカーギルにラグビー留学をしているPR百地龍之介、川﨑太雅、FL村田陣悟の3人。
百地と村田は同地のインバーカーギルブルーズ(以下ブルーズ)、川﨑はパイレーツオールドボーイズ(POB)に所属。一軒家を借り、3人で共同生活をしている。
6月下旬はクラブラグビーが佳境を迎え、プレーオフに進むチームが決まった。ブルーズは残念ながらリーグ戦敗退、川﨑のPOBはリーグ戦2位で4強進出。6月27日のリーグ最終戦では、百地と村田の所属するブルーズがホームで川﨑のチームをPOBを迎え撃ったが、47-0でアウエー側が勝利した。3人同時にピッチに立つチャンスでもあったが、村田は体調不良で欠場、百地は先発予定のHOが出られなくなったため、急きょ2番での出場だった。
ブルーズはクラブのシーズンが終了したため、百地と村田は練習はPOBで続け、川﨑は決勝トーナメント出場を目指す。3人は同時にサウスランド州代表(スタッグス)のハイパフォーマンスチームにも参加し、7月中旬まで滞在する。オフにはクインズタウンやダニーデンに遠出して、NZでの日々を満喫中だ。
3人が暮らす家から、百地と村田の所属するブルーズのグラウンドへは車で10分弱。川﨑が所属するPOBは自転車で3分の距離にある。
「去年、三木(晧正・昨年度留学)が自転車を置いていったので、それに乗って通ってます」
出発前は「1番で経験を積もうと」思っていたが、チームのHOがケガでリタイア。監督の要望で試合にはHOとして出場している。
「もともと1列をこなせるのが強みだったので、日本とそんなに変わらずやってます」
POBでは毎週木曜がチームディナー。練習後にクラブハウスで仲間と夕食を共にする。食事はFW、BK、コーチが週ごとに交代で持ち寄る。
「僕が初めて出たのがFWの番だったので、何を持っていったらいいか分からずコーチに聞いたら“丸ごと焼いたチキンとパンでいいよ”と。NZではどこのスーパーもコストコみたいに大きくて、丸ごと焼いた鳥やミートパイも売ってます。スーパーに行くこと自体が楽しい」
チームに日本人は一人。留学当初はあまり言葉を交わすことはなかったが、最近チームディナーの席でコミュニケーションがとれるようになってきた。
「いい感じになってきました。練習が終わった後、皆で集まってご飯を食べる。楽しいし、いい文化だなと」
フロントローとしては百地同様、ぬかるむ足場に戸惑った。
「粘土っぽい土なので、スクラム組むたびにスパイクの泥をチェックして。日本みたいに低く組めないので、高めに滑らないように組む。足場が悪いのが普通なので、あまり押してもペナルティをとってくれないんですが、毎試合1個は(ペナルティを)とれる。2番としてですけど、いい感じかなと」
チームは27日のリーグ最終戦でブルーズと対戦した後、翌週からはプレーオフに進む。周囲の予想ではリーグ首位のバーバリアンズと2位のPOBの争いになりそうだ。
「最初にPOBに留学した魁世くん(田村)のときは優勝して、籔くん(大籔)、三木の年は準優勝。今年は勝ちたいなと」
今年は優勝を手土産にヴェルブリッツに戻りたい。
