2026.03.02 11:55
コラム
ミライマッチ第5戦レポート
新人両WTBがミライマッチデビュー。
今季のミライマッチ第5戦は2月27日、スポーツセンターで花園近鉄ライナーズとの間で行われた。試合はWTBヴィリアメ・ツイドラキが前半で3トライを奪う活躍で40-7での折り返し。後半は攻めあぐねる時間もあったが、66-21で勝利を挙げた。
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5試合目となったミライマッチ。2月21日のパロマ瑞穂でのBL東京戦の続きを見ているような勢いだった。開始1分にスクラムからWTBヴィリアメ・ツイドラキが先制トライ。4分にもツイドラキがキックをキャッチしそのままインゴールへ。18分にもトライするなど、前半で3トライの活躍を見せた。
後半からは今季加入したアーリーエントリーの二人も試合に出場した。
摂南大から加入したWTBカストン・マイケルズは後半から出場。40分にトライを奪い、ミライマッチデビューを飾った。帝京大の日隈太陽は後半20分過ぎからピッチへ。プレータイムが限られていたこともあり、快走するチャンスはなかったが、リーグワンの試合を体感した。
カストンは南アのケープタウン生まれ。南アでトップクラブ入りを目指したが叶わず、「摂南大がチャンスをくれたので」日本へ留学。1年から左WTBとして出場を続け、今季も関西大学リーグのトライスコアラー上位10人に名を連ねている。
「摂南大でみんなが毎日教えてくれるので」日本語も滑らか。「関西弁ばっかりなんですけど」。オチもしっかりと心得ている。
「今日はとても気持ち良かった。最初は緊張してミスもあったけど、そのまま頑張りました。自分の強みはステップとスピード。これからフィジカルをもっと鍛えないと」
166㌢81㌔と小柄な部類だが、足の筋肉は強靭。これまでのヴェルブリッツにはいないタイプの走り屋になりそうだ。
帝京大で活躍した日隈は186㌢90㌔。こちらは、まぎれもない大型WTBだ。実戦は大学選手権の準決勝以来、ほぼ2か月ぶりだった。「試合勘がつかめなくて。思うように身体が動かなかった。“もっと努力が必要だ”と感じながらプレーしてました」と反省が口をついた。「自分が一番下ということがしっかり認識できた。ここから愚直にウエイトやフィットネスをやっていって、憧れの選手に負けないようにしたい」
凸凹コンビの2人がヴェルブリッツの両輪として、どんな成長を見せるか。新たな楽しみだ。
試合はリーグワンの出場メンバーも観戦。最後に全員が円陣を組んだ際、姫野キャプテンから日隈が一本締めを任された。
「初めてでしたけど、いい雰囲気の中でやらせてもらえました」
新しい選手も一丸となって、後半戦を戦い抜く。(森本優子)

試合終了間際にトライを奪ったカストン・マイケルズ

SH梁正秋からパスをもらう日隈太陽