2026.02.20 00:00

第9節プレビュー 「皆が誇りに思えるような試合ができれば」(ハムダン・トゥイプロトゥ)

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第9節プレビュー

「皆が誇りに思えるような試合ができれば」(ハムダン・トゥイプロトゥ)



 トヨタヴェルブリッツは2月21日に、パロマ瑞穂ラグビー場でリーグワン第9節・東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)と対戦するメンバー23名を発表。健闘した前節・埼玉WK戦の23名が変わらず、2期連続の王者に挑む。

前節、埼玉WKに20-26と肉薄。NO8姫野和樹キャプテンも「これまでやってきたことを体現してくれた」と吹っ切れた試合を経て、瑞穂で昨季チャンピオンを迎え撃つ。リーグワン前身のトップリーグ時代から「東芝対トヨタ」と言えば、激しい肉弾戦が定番。とりわけ試合を左右するのはスクラムだ。

この2試合、3番で先発しているのは新加入ハムダン・トゥイプロトゥ。愛称ハミー。2022-23シーズンに所属していた元オールブラックスLOパトリック・トゥイプロトゥの弟だ。

 在籍は兄とは重ならなかったが、その後、練習生としてヴェルブリッツに所属。今季、開幕前にチームに加わった。

「もう一度日本でプレーしたいと思っていたので、ヴェルブリッツがPRを探していると聞いて、戻ってこられてラッキーでした」

 開幕の三重H戦から試合に出場。ボールキャリーの強さは兄を彷彿とさせるが、本人はNZと違うリーグワンのプレーの速さ、運動量に驚いた。

「フィットネスはまだまだ目指しているレベルには届いていないので、S&Cコーチとエキストラで練習しています」

 昨季はブルーズに所属、WTBマーク・テレアとチームメートでもあった。

「マンバ(テレアの愛称)とは何試合か一緒にプレーしました。彼が合流したとき自分がここにいると知らなくて、ビックリしていました。まさかに日本で一緒に試合に出るとは。不思議な気持ちです」

 BL東京戦も、マンバと共に先発だ。

「相手はフィジカルなチームですが、自分たちもいいパック(FW)を持っている。試合でそれを出していけたら。タフなチャレンジですが、皆が誇りに思えるようなゲームができれば」

 まずはスクラムとボールキャリーで力を尽くしたい。

 トウィプロトゥの横でスクラムを仕切るのは、FW最年長の彦坂圭克。昨季は17試合出場も、今季は第4節のBR東京戦以後、コンディションを崩し離脱。前節で先発に復帰し、後半23分まで出場した。

「これまで後半崩れるところがありましたが、それがなくなった」

週初めの姫野キャプテンの檄もあったが「より詳細を詰められたのがよかったのかなと。自陣から中盤以降でやることが明確になった。先週より精度高くやっていけばチャンスはある」

 彦坂と言えば、ゴール前のラインアウトモールからのトライがお家芸。トライを決めて勝利に導くことも多く、昨季は2試合でPOMに選ばれている。今季はまだ第3節の神戸S戦で挙げた1トライのみ。

「(前節は)僕がゴール前でボール持つチャンスがなかったので(笑)。皆が頑張ってくれると僕もトライをとれる」

 小さい頃からプレーし続けた瑞穂ラグビー場。得意のパターンでトライを取って、手ごたえを白星として昇華したい。(森本優子)

PR ハムダン・トゥイプロトゥ

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第3節以来のトライなるか。HO彦坂圭克

第3節以来のトライなるか。HO彦坂圭克