2026.02.12 00:00
コラム
第8節プレビュー
「いろんなところでチームに貢献していきたい」(青木恵斗)
トヨタヴェルブリッツは2月14日にリーグワン第8節で埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)と対戦するメンバーを発表した。松田力也が古巣相手に10番で先発し、ティアーン・ファルコンも第2節の東京SG戦以来の15番をつける。
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ディビジョン1で唯一全勝を続ける強豪との対戦。会見には好調を続けているFL青木恵斗と前節に今季初出場を果たしたWTB和田悠一郎が出席した。
FW第3列は前節に続き、青木が6番、7番に奥井章仁、NO8姫野和樹キャプテンと日本人が揃う。青木は「帝京大のOBでやれるのが一番うれしい。アキトくんとは一緒に(帝京大の)ジャージーを着てプレーした仲なので」。
ゲーム中も大先輩である姫野から大きな刺激を受けている。「しんどいときに、姫野さんがタックルしたりゲインする姿を見ると力をもらえるし、自分はどうやって貢献できるのかと。こんなこと言っていいかわからないですけど、いいライバルというか」
チームの成績は1勝6敗。大学時代、常勝チームでリーダーを務めていたからこそ見えることがある。
「後半になると少しの焦りでディテールが雑になって、ひび割れがだんだん大きくなっていく。自分たちがやるべきことが曖昧になると、チームとして狂い始める。そういったところを直していけば、いいチームになれる」
出口を見つけるための自分の役割も迷いがない。
「自分たちを疑い始めたらチームとして崩れる。やってることを信じる。個人的にはバックローとしての運動量。しっかりサポートして、できるだけラインに入ってタックルできる回数を増やす。いろんなところでチームに貢献していきたい」
和田は前節の横浜E戦、初のメンバー入り。後半11分から出場し、安定したキャッチを見せた。昨季は第7節の相模原DB戦で負傷。そのまま出場はなかった。「ケガが治ってからコミットしたんですけど、コミュニケーションが足りなかったかなと」
今季、チャンスをつかんだのはリーグワン公式戦前日に行われた静岡BRとのミライマッチ。試合開始のキックオフキャッチから一気にゲインし、その後の勢いを生み出した。
「リーグワンでは最初の10分で後手に回ることがあったので、ミライでは“絶対に最初に主導権を握ってプレーしよう”と」
そのプレーが認められてのメンバー入り。埼玉WK戦でも大事にするのは、コミュニケーションだ。
「相手はディフェンスが強い。外がいちばんスペースが見えるので、数少ないチャンスで仕留めきれるように、スペースが空いた時に力也さんや真也(小村)とコミュニケーションをとっていきたい」
イアン・フォスター共同コーチは前節の敗因を「後半、自陣でプレーをしようとし過ぎて、結果として自分たちにプレッシャーをかけた」と分析。埼玉WK戦は「よりシンプルに挑む」。
打開策を「まず瞬間のスキルワークを大事にする。次にゲームの状況を理解すること。後半、自分たちにプレッシャーをかけずに相手にプレッシャーをかけること」とした。
相手は名だたる試合巧者。無心でぶつかって活路を見出したい。(森本優子)

FL 青木恵斗

ミライマッチの活躍でチャンスをつかんだ和田悠一郎