2025.11.29 19:00
コラム
11月28日、ドコモ大阪南港グラウンドで、レッドハリケーンズ大阪(RH大阪)とプレシーズンマッチを行ったトヨタヴェルブリッツ。試合は相手に先に得点され、追う展開。後半16分に26-26の同点に追いついたが、終盤にゴール前ラインアウトモールから連続トライを許し、26-40で敗れた。
フィールドには背番号15をつけた中野剛通の姿があった。昨シーズンからセブンズに専念していたが、代表チームは10月のアジアシリーズを終えオフに。ヴェルブリッツに戻ってきた。前週の日野RD戦での途中出場が今季初の15人制でのゲーム。RH大阪戦ではFBで先発、安定したキックキャッチを見せた。
「セブンズに慣れていると15人制は単純に人が多いと感じます(笑)。ハイボールはセブンズでも強みにしてきたので、ある程度は持ち味を出せたかなと」

スピードが不可欠のセブンズだが、昨今はキックオフの確実なキャッチが重要となり、フィジカルも求められるように。中野はその両方を求められるポジションを任されている。
「去年、シリーズを回らせてもらって、僕のポジションはフィジカルを強みにしないといけないと感じた。フィジカルを落とさず、フィットネスもつけていかないと」
セブンズ代表チーム(SDS)は年明け1月に本格始動するが、来季の主な目標は来年9月に愛知で開かれるアジア競技大会だ。日本のライバルはホンコン・チャイナ。直近のアジアセブンズシリーズのスリランカ大会では決勝で7-12で敗れ、準優勝に終わっている。
「アジア競技大会でホンコン・チャイナを倒して金メダルをとる」(中野)
目標もターゲットも、はっきりと定まっている。いったんシーズンが始まれば、国内合宿と海外遠征を繰り返す多忙な日々。今はヴェルブリッツの気のおけない仲間たちと過ごす貴重な時間でもある。一緒に練習しつつも、これから徐々にセブンズ仕様に仕上げていく。
「僕もトヨタの人間。チームにいる間はベストを尽くす。チームのやりたいラグビーも理解できてきました。色んな環境でラグビーをやらせてもらえることで成長できる」
アジア競技大会、7人制ラグビーの会場はパロマ瑞穂ラグビー場(仮決定)。そこでサクラを胸につけて戦い、金メダルを胸にかけてヴェルブリッツに帰還したい。 (森本優子)

プレシーズンマッチ初出場のFL小池隆成

こちらも後半交代でプレシーズンマッチ初出場したCTB松山千大